その魂は果てしない旅の終わりに(12)

あなたは以前の自分に戻った。

世界から何かを手に入れて、そして死んですべてを吐き出す。

魂はあなたにそれでいいのだと言った。

-

あなたは余計なことは考えず、この状況に満足しようとした。

あなたは存在が自分だという確信が得られなかったのだ。

-

だが、今度は魂がそれを続けることに耐えられなくなった。

魂はすべてを吐き出したあとの虚無に恐れを感じていた。

虚無に落ちれば何者でもなくなり、ただ暗い空間に浮遊するだけになる。

そこでいくらもがいても何の手応えもない。

-

魂にとって虚無に落ちていくことは恐怖でしかなかった。

いままでもそれを無数に経験してきた。

あの恐怖に慣れることはない。

そして、これからもそれを経験しなければならないのだ。

-

人間として生まれたあとでさえ、その恐怖の感覚は拭いきれなかった。

それで、あなたは理由もなく恐れを感じることがあった。

その恐れは人生に暗い影を落とし続けた。

-

魂は存在を拒否したが、

この虚無から逃れる方法を見つけなければならなかった。

魂はその可能性が少しでもあるならと、存在を許容することにした。

-

そこで、あなたはまた存在と向き合った。

あなたは自分の中に溜め込んだ世界の経験を自ら吐き出していった。

-

そこに存在が現れた。

現れたといっても姿形はない。

それはただあなたが存在でいるということだ。

-

その存在は光を直に見るようなリアルさがあった。

ある意味、身体や思考よりもそれはリアルだった。

これが自分なのかどうか、あなたはもう一度確かめてみることにした。

空風瞑想

空風瞑想は忘れてしまった本当の自分を取り戻す瞑想法です。瞑想の中で、今まで気が付かなかった心の新しい扉を開き、静寂でありながらも存在に満ち溢れ、完全に目覚めている本当の自分をそこに見つけていきます。そこを自分の拠り所にするとき、新しい自分の人生が始まっていきます。