その魂は果てしない旅の終わりに(9)

さて、あなたの物語は新しい場面を迎えた。

いままであなたは自分が誰なのか探求をしてきたが、

その答えにかすりもしなかった。

だが、それでも探求を続けているということがあなたの救いになっていた。

あなたの魂はいつでもその器に入れる最高のものを貪欲に求めていたのだ。

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あなたは瞑想をした。

そこで静寂になった。

あなたはそこから立ち上るエネルギーを感じた。

それは心を目覚めさせ、身体を震わせ、魂を揺さぶった。

あなたは今まで感じたこともないような力を感じた。

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その力は何かの形になる前の原初的なエネルギーだった。

あなたはそのエネルギーが確かな流れになり、

形に整っていく過程を見ることができた。

形に整ったものは地球にある様々なものになっていった。

地球にあるものは例外なくこのエネルギーでできていたのだ。

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すべてはこのエネルギーだ。

あなたの身体の活動も心の思考もエネルギーだ。

それは瞑想中だけでなくても感じることができた。

すべてはエネルギーに満ちていて、

それ以外の何かを見つけることは不可能だった。

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あなたは「自分とはエネルギーである」が答えだと思った。

それは自分の中にあり、自分を取り巻く世界もそれなのだ。

あなたは瞑想でエネルギーを感じた。

生きている世界でもエネルギーを感じた。

心も身体もそのエネルギーの歓喜に震え、

それで何でもできるし何にでもなれると感じた。

あなたは世界にある無尽蔵のエネルギーを自分の中に取り込んでいった。

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あなたは神秘的な歓喜のエネルギーに満たされた。

あなたに死が訪れた。

あなたはエネルギーをすべて吐き出した。

魂は虚無に戻った。

あなたはエネルギーではなかった。


空風瞑想

空風瞑想は忘れてしまった本当の自分を取り戻す瞑想法です。瞑想の中で、今まで気が付かなかった心の新しい扉を開き、静寂でありながらも存在に満ち溢れ、完全に目覚めている本当の自分をそこに見つけていきます。そこを自分の拠り所にするとき、新しい自分の人生が始まっていきます。