大晦日の朝にひとり空は青く
大晦日の朝の明治神宮はすでに明日の初詣の準備がされていました。それはいつもと違う様子でしたが、境内の静寂はいつもと変わらず。大晦日だというのに穏やかな朝で、明日から1月ということを忘れてしまいそうになります。宇宙にしてみれば、明日から何が変わるわけでもない今日という日。それでも人にとってはひとつの節目であり、こういう日があることはある意味救いでもあるように感じます。大晦日に限らず人生には節目があります。それは自分を変えていこうとする何かであり、未知の領域への船出でもあり。それは良くなるか悪くなるかの何の保証もないのですが、それでもその節目があることで自分の可能性を見いだせるかもしれないという希望を抱くことができます。境内から見上げれば空が青く広がっていました。何があっても変わらずに青い空がそこにあるということも、そんな節目があっていいという気持ちにさせる何かなのかもしれません。
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