この美しい世界を見つけたなら(11)

これが私と人間との感覚の違いであり、

距離を感じる部分なのかもしれません。

例えば、人間が不幸のどん底であえいでいるというのに、

私がそれを美しいと言ったのでは、

何も分かっていないと非難されるでしょう。

常識はずれで不謹慎だとも思われます。

私にとっては、人間が悲運に見舞われているときでも、

いったい何を変えなければならないのか分からないのです。

いつも美しさを放っている人間の何を変えればいいのか。

神は愛に満ちていると言われます。

しかし、苦しんでいる人間にとって、

私のこの発言は愛だとは到底思えないでしょう。

むしろ、人間にとっては、

無関心さを感じ、デリカシーがない言葉に聞こえます。

まあ、神が言っている高尚なことだからと、

諦め半分であえて受け入れる人間もいるかもしれません。

それでも、神は愛に満ちている存在だと

信じたい人間が大多数です。

神はその慈悲深さでいつも救いの手を差し伸べ、

癒やしの言葉を投げかける存在であると期待しています。

私もその期待に応えたいのですが、

残念ながら私は自分のこの感覚を変えることができません。

空風瞑想

空風瞑想は忘れてしまった本当の自分を取り戻す瞑想法です。瞑想の中で、今まで気が付かなかった心の新しい扉を開き、静寂でありながらも存在に満ち溢れ、完全に目覚めている本当の自分をそこに見つけていきます。そこを自分の拠り所にするとき、新しい自分の人生が始まっていきます。