悟った人が知っていること(14)

このことを理解したなら、

今までの世界観は大きく変わることになります。

もし、一人ひとりが悟った人になったなら、

人類全体のの精神性は大きく飛躍するでしょう。

宗教や哲学さえ、

その在り方が変わっていくでしょう。

それは夢物語ではありません。

仏陀やキリストといった超人の出現が

人類の新しい精神性の出現を示唆しています。

そこで必要になることは、

仏陀やキリストになるための正しい道です。

そして、その道を実際に示すことができる人も必要です。

崇める対象である神や聖人が必要なのではありません。

確かにそういう対象が必要な時代もありました。

それは意味があって必要だったのです。

しかし、ずっとそのままでいる必要はありません。

人類はそれを礎にして前に進んでいくことができます。

これからは、悟りへの道の案内役が

宗教や哲学に取って代わることになります。

そして、信仰とは神仏を信じることではなく、

指導者や預言者の言葉に従うことでもなく、

自分が神仏になることに変わっていくでしょう。

そうなれば、世界は大きく変容していきます。

どんな姿に変わっていくかは分かりません。

本当の自分は世界を超えているのです。

それは世界のものではありません。

人々が神仏に変わっていく世界は想像もつきません。

ただ、それが素晴らしいかどうかでさえ、

悟った人には大きな問題ではありません。

それはそうなったときの世界に

任せればいいだけの話です。

この世界を理解するためには、

自分自身の真実を理解しなければなりません。

その理解によって、

自分の拠り所が存在に変わったとき、

自分自身の定義が書き換えられます。

そして、その自分が世界を見廻したとき、

世界は完全だということが分かります。

それで十分なのです。

そこで幸福を求める必要がないことを

そして幸福を求めても良い自由もあります。

悟りの最後の部分は、

矛盾に満ちていて言葉では言い表せなくなります。

自分とは身体や心であり、

その幸福を求めていくことが人生だと思っている見地からでは、

完全な悟りは理解しがたいことだらけです。

実際に、悟りについての言葉は、

そのほとんどが悟ってから理解可能になります。

悟りを理解したいのなら、

まず本当の自分を悟ること。

ここがすべての始まりになります。

人は自ら選択して、

この新しい精神の夜明けを迎えるのです。

空風瞑想

空風瞑想は忘れてしまった本当の自分を取り戻す瞑想法です。瞑想の中で、今まで気が付かなかった心の新しい扉を開き、静寂でありながらも存在に満ち溢れ、完全に目覚めている本当の自分をそこに見つけていきます。そこを自分の拠り所にするとき、新しい自分の人生が始まっていきます。