初秋の明治神宮
2週間ぶりに明治神宮へ。朝7時の空気は夏の熱気を失い、ホッとする懐かしい肌触りになっていました。境内に吹く風もさわやかで、息をするだけで癒やされていく感じがします。この風が私をこの世界につなぎとめているのだと、それだけでここにいる価値があるとさえ思えます。なぜ、この世界が在るのでしょうか。私はその答えを知りません。知る必要さえないと思っています。それを知らないから、この世界は神秘的で、新鮮で、そして冒険に満ちているのです。ただ、私は自分が世界だと知っています。私はいくつもの領域に生きていて、この世界はその一部に過ぎません。私はこの世界が好きです。たとえ、そこに痛みや苦しみがあったとしても。それは、どんなときでもこの風が吹くからなのかもしれません。
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