真夏の明治神宮

朝7時。すでに外は蒸し暑さの中に包まれていました。朝の清々しい空気を期待した私は少し驚き、そして空を見上げました。夏の青い空が広がっていました。私は蒸す空気を押しのけるように歩き始めました。汗が滲んでくるのを感じながら北参道へと向かいます。境内は日曜日の朝の静けさを湛えていて、すぐにそれは私の心のなかに染み渡っていきました。ベンチに座って目を閉じると、風のない湿気を含んだ暑さの中にいることを感じました。柏手、カラスの鳴き声、話し声、賽銭の音、足音が聞こえます。その中で私は静寂でした。静寂として、その音を聞いていました。大太鼓が打ち鳴らされました。


空風瞑想

空風瞑想は真我実現の瞑想法です。瞑想の中で今まで気づかなかった心の新しい扉を開き、静寂でありながらも存在に満ち溢れ、完全に目覚めている本当の自分をそこに見つけていきます。「私は誰か」の答えを見つけて、そこを自分の拠り所にするとき、新しい人自分としての生が始まっていくでしょう。