悲しみの傷を抱えたままで(3)

私は悲しみが起こる原因を探ることにしました。

いままで悲しみばかりに気を取られて、

その原因をよく考えずにいたと気づいたのです。

悲しみの原因が分かれば、

それに対処する方法も見つかるのではないかと考えました。

自分の心の中を調べると、悲しみが起こる原因は、

人生が思い通りにならないというところにありました。

たとえば、自分の願ったことが叶えられないとき

そこに悲しみが起こります。

それが私の中で理不尽なことだと受け取られ、

さらに悲しみは重さを増して心の底に沈殿していくのです。

もちろん、願いはそれをただ願っただけでは叶いません。

叶えるためには準備とか努力とかが必要です。

ただ、相当な準備と努力をしたとしても、

願いが叶わないこともありました。

そんなとき、自分が世界に認められなかったという

強い悲しみが襲ってきます。

もし神が願いを叶える存在であるなら、

私は神に見捨てられたと感じたことでしょう。

そうなると、もう何をしても駄目で、

その悲しみによって、

生きていることが無意味で虚しいとさえ思います。

そうして願いが叶わないこと、

それが深い悲しみの傷となって私の心に残りました。

しかし、願いが叶うこともありました。

そのとき私は幸せで満ち足りた気持ちになります。

それが悲しみになることはありません。

私はこの悲しみの原因に対処するために、

願望の叶え方を知れば良いと考えました。

願望が叶えば、悲しみは起こらなくなります。

そうだとすれば、確実に願望が叶う方法を行えばいいのです。

どうすれば、確実に願望が叶うのでしょうか。

私は誰かから願望をイメージすることが大切だと教えられました。

それで、毎日願望が叶うことを強くイメージしてみました。

加えて、神に感謝し願いが叶うように祈りを捧げました。

そうしてみると、私の願望は面白いように叶うようになりました。

私は幸せで満ち足りた時間を生きるようになりました。

そして自分の中の積もった悲しみが薄くなっていくのを感じました。

願望と現実が次々とつながっていく光景を見て、

私の気持ちは晴れ、

少し人生を信じても良いかもしれないと思うようになりました。

空風瞑想

空風瞑想は忘れてしまった本当の自分を取り戻す瞑想法です。瞑想の中で、今まで気が付かなかった心の新しい扉を開き、静寂でありながらも存在に満ち溢れ、完全に目覚めている本当の自分をそこに見つけていきます。そこを自分の拠り所にするとき、新しい自分の人生が始まっていきます。