かみむすび(71)旅立ちの朝

明日の朝に私は旅立つことにした。

この世界は美しく心地いいため長居しすぎた。

馴染みのある友たちが名残惜しい目で私を見る。

それでも私の決意は変わらなかった。


旅立つ場所は誰も知らないところだ。

私もそこがどんなところか知らない。

それでも、ここにいては私の何かが変わらないのだ。

私はそこに行かなければならない。


羽化を待つ蝶は蛹のままではいられない。

そこで暖かい夢を見ていてはいつまでもそのままだ。

その殻を破って青く冷たい空に目覚めるのだ。

大地を蹴って、暖かいすべてに別れを告げる。


まどろみを断ち切って、その目で空の青を見よ。

必死に慣れない翼で羽ばたくのだ。

きっと私は広すぎる空で居場所を失うだろう。

それでも、どこに向かうかは知っているのだ。


空風瞑想

空風瞑想は忘れてしまった本当の自分を取り戻す瞑想法です。瞑想の中で今まで気づかなかった心の新しい扉を開き、静寂でありながらも存在に満ち溢れ、完全に目覚めている本当の自分をそこに見つけていきます。そこを自分の拠り所にするとき、新しい人生が始まっていきます。