青の記憶(1)夢を見る

視界一面が青い夢を見る。


私は空気中に浮かんでいるように不安定だ。

それが恐ろしいわけではない。


感情はなく、冷静に青を眺めている。

目が覚めても、脳裏に青い印象が残っている。


それが時々、突然浮かび上がって思考を支配する。

すべての思考がかき消されて、頭の中は青一色になる。


そして、私は半ば強引に歓喜へと引きずり込まれる。

そこで、私は何か大きなものに変換される。


それは両手を上げたなら、

空を包み込むことができるほどの何か。


かつて、私は真っ暗な空を旅していた。

あるとき、そこで青い光を見つけた。


私はその素晴らしさに心引かれた。

私は迷わず青の中に落ちていった。


私が青とひとつになったとき、

突然すべてが暗闇になった。


私は暗黒の空間でもがいて、

そこから出ようとした。


そして、ついに私は外に出た。

私はそこに視界一面の青を見た。


それが私と青との始まりだった。

だけど、次第に私は青を忘れていった。


その星には青の他にもたくさんの色彩があった。

私はそれに心を奪われてしまったのだ。


それで、私は青を見ることもなくなった。

次第に私は力を失っていった。


私はたくさんの色彩が舞う世界で朦朧としていった。

そんな朦朧とした意識の中で、私は青の夢を見る。

空風瞑想

空風瞑想は忘れてしまった本当の自分を取り戻す瞑想法です。瞑想の中で、今まで気が付かなかった心の新しい扉を開き、静寂でありながらも存在に満ち溢れ、完全に目覚めている本当の自分をそこに見つけていきます。そこを自分の拠り所にするとき、新しい自分の人生が始まっていきます。